今日の仕事。

7時の時点で暴風警報なのでかなりの予定変更。大学も保育園も基本的にお休み。
YANS は「自然言語処理若手の会」というだけあって、自然言語処理的な手法が多い。複合語の内部構造の話がおもしろかったけれど、やはり自然言語処理屋さんなんだなぁと思う。計算言語学とかいう人は少しがんばって格解析とか生成語彙とか持ち出すが結局共起情報で自動獲得に帰着するんだろうけど、もう少し音韻論的な話があってもいいとおもう。専門用語は「発音しやすさ」の観点から適当に単語が入れ替わったりして、訳語でも元の語順から結構スクランブリングする(で、元の英語ではこの語順なのに勝手に入れ替えてけしからんとか怒る人もいる)。ひどい場合は接頭辞が接中辞になったりするし。機械翻訳の並び替えモデルもスクランブリングしてよい部分は多少発音しやすさを考慮してもいいと思うんだけど、悲しいのは僕は関西人なので音韻論的構造は理屈としてはわかっていても本当に正しいのかネイティブに聞かないとわからんということ。