今日の仕事。

はてなのアンケートでデータが取れるか試してみた。
『ニ格が近くに係るよりも、サ変動詞「紹介した」が3項(ガ格・ヲ格・ニ格)埋まることを強く求める』というのが出ているのかどうかまではよくわからない。どちらの解釈がよいかをマンガか何かで絵にしてアンケートを取った方がいいのだろうか。ただ2時間ちょっと+100円で100件のデータが取れるのは楽でいいな。使わないけど、年代別、性別、地域別でデータが取れる。

 (柔道家が ((先輩iに 勝った) 仲間を) (φjに) 紹介した)
 (柔道家が ((先輩iに 勝った) 仲間を) (φiに) 紹介した)

も分けた方がよかったのか...ゼロ代名詞の研究者は大変ですね。文献に書かれている制約がまるで効いていない。逆に全ての解釈をならべて「どの解釈に違和感がありますか」と聞いた方がいいのかもしれない。
そう考えると、ポスター発表したときに、ある用例が questionable だとお話ししても受け入れられなかったのは、本当に彼の中でゼロ代名詞の用法について何の制約もなかったんだろう。違和感を乗り越えて acceptable と言われてしまうと、内省による言語学の文献の多くが否定されてしまいます。僕はこの「違和感」を定量化したい。
Faber Castell の黒インクを使い切ってしまった。多分5年くらいかかったと思う。もう1つ持っているのは LAMY のブルーブラックだがどうしようか。